不動産投資に立ちはだかるのは「配偶者の理解」という名の大きな壁

結婚不動産投資を始めるにあたって、家族(特に配偶者)から理解を得れるかどうかが大きな壁となります。気を抜いていると億単位の借金を背負うことになるのが不動産投資ですからね(笑)配偶者を説得し協力してもらえれば、不動産投資の成功確率はぐんと高まります。避けては通れない問題と言えるでしょう。

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Contents

配偶者は不動産投資を嫌がる?

「不動産投資をしたい!」と伝えたときに配偶者はどんな反応をすると思いますか?反応は相当悪いと思っていた方がよいです(笑)

「借金なんてあり得ない」「会社で出世して稼いで!」と言われるのがオチです。場合によっては「そんな冗談を言ってる暇があったら子供のおむつを替えて」と相手にもされない可能性があります。

これは、配偶者が男性(夫)でも女性(妻)でも同様です。どうしてこういう反応になると思いますか?

借金への負のイメージ

一番はこれです。日本では「借金=悪」というイメージがどうしてもあります。ア◯ムなどの消費者金融のせいでしょうか。

しかし、マイホームを買うときは皆さん住宅ローンを組みますよね?マイホームのときは良くて不動産投資では借金はダメというのもなんだか辻褄があってないような気がします。個人的にはマイホームの住宅ローンは自分で返済しなきゃいけないのに対し、不動産投資ローンは入居者が返済してくれるのでマイホームより不動産投資の方がお得なのになぁ〜っと思ってしまいます(笑)

リスクを取りたくない

これも大きな理由です。日本で株式投資などのリスク資産へ投資する人はまだまだ少ないです。損する可能性があるぐらいなら定期預金でいいと考える人も多いでしょう。不動産投資も損するリスクがあるので同様です。

また、不動産投資についての知識がない場合(普通はそうですね)、不動産投資が必要以上に高リスクな投資だと思われている可能性があります。一般的には「安定した企業で一定の給料をもらっていれば満足」という人が大多数なので、しょうがないと言えばしょうがないですが。

そもそも配偶者に内緒で不動産投資はできるのか?

そもそも不動産投資(不動産賃貸業・大家)を配偶者に内緒でできるのでしょうか?

結論からいうと、配偶者に内緒で不動産投資はできるという解答になります。ずっとその状態を続けるのは簡単ではありませんが・・。

銀行融資を受けずに現金だけで不動産投資をする場合、物件を買ったとたん一気に現金が無くなってしまいますが、元々配偶者に資産状況を公開していない場合には気づかれることはありません。

また、銀行融資を受ける場合でも特に融資にあたって配偶者の同意が必要なわけではないのでバレません。ただし、銀行によっては配偶者の連帯保証を求められる場合があります。銀行融資上は不利と言えますね(そもそも独身だったら連帯保証という武器はないため、独身の人と条件が同じになるだけとも言えますが)。

配偶者の協力を得るメリット

上記のように、配偶者に内緒で不動産投資ができますが、事前に配偶者の許可を得ることをおすすめします。

連帯保証人・融資枠

上記でも書きましたが、銀行によっては配偶者の連帯保証を求められる場合があるため、連帯保証人がいると融資を受けやすくなります。連帯保証人不要の銀行しか選択肢にないと、かなり不利な状況でスタートすることになるでしょう。

また、年収が高い配偶者がいる人は自分ではなく配偶者名義で融資を受けることができます。お互いの名義でそれぞれ物件を買っていけば、融資枠が大きくなる可能性もありますね。

後で問題にならない

内緒で不動産投資を始めたものの、何かの拍子でこの秘密がバレた場合、後で大問題になる可能性があります。自分に内緒で億単位の借金を作られたら怒るのも当然です(笑)場合によっては離婚なんてことにもなりかねません・・。不動産投資で損するリスクよりも、こっちの方がダメージが大きいです。

ビジネスパートナーとしての配偶者

配偶者を説得し協力してもらえるようになると、配偶者がビジネスパートナーに変わります。領収書の管理や記帳などの単純業務を配偶者にやってもらえるだけでなく、悩んだときも相談にのってもらえます。配偶者と一緒に物件視察に行けば、第3者としての意見も聞けるでしょう。

私の知り合いの大家さんは、自分が不器用だったためDIYを配偶者にやってもらっている人もいます。そもそもDIYは結構大変なので、一人よりも二人でやれたら大分楽になりますね。

節税

配偶者に給料を払うことで節税することが可能です。これはかなり大きなメリットと言えるでしょう。

配偶者からの理解を得るための方法

では、どのように説得すれば配偶者の理解を得ることができるのか、私なりの意見を書きたいと思います。

不動産投資の事業内容とメリットを説明する

何はともあれ、不動産投資の内容について説明する必要があります。そして、事業内容と一緒に不動産投資のメリットを伝えましょう。ここで注意したいのは、メリットを説明するといっても、配偶者にとってのメリットである必要があります。配偶者にメリットがあれば心が動くはずなので、「不動産投資をすれば◯円稼げるようになり、年に2回は配偶者を海外旅行に連れて行けるようになる」などを伝えましょう(笑)言ったからにはちゃんと約束を守る必要がありますが・・。

不動産投資のデメリットは具体的な回避策を伝える

不動産投資には様々なリスクがありますが、それらのリスクへの具体的な対応策を説明します。例えば、「どうしても空室が埋まらない場合に備えて、残債以上で売却できるような物件しか買わない」などです。リスクへの対応策が用意されているとわかれば安心できるでしょう。

団信の存在を伝える

不動産投資で融資を受ける場合、団信(団体信用生命保険)に入ることになります。生命保険の一種で、もし借主が亡くなった場合、残っている借金(残債)があればすべて帳消しになります。配偶者に暗殺されるリスクはあるものの、配偶者にとっての安心材料となりますのできちんと説明しましょう。

配偶者と一緒に物件視察に行った後、観光して帰る

物件を買うときは事前に現地視察に行くことになります。一人ではいかず配偶者も連れて行きましょう。どういう物件か自分の目で見れれば安心できますし、地方物件であれば温泉に行ったりするなど観光して帰りましょう。つまり、旅行に行っている気分にさせるのです(笑)観光を楽しんでるうちに、「不動産投資も悪くないかも」と思い始めるでしょう。また、物件視察が主目的なため、経費で旅行に行くことができるのも大きなメリットです(笑)

とにかく配偶者を巻き込む

セミナーなどにも配偶者を連れていって、どんどん不動産投資に巻き込んで行きましょう。いつの間にか「不動産投資をする/しない」という悩みから、「どういう物件だったら買いか/見送りか」という悩みに変わっていきます。

最後に

配偶者を不動産投資の世界に巻き込むことができれば勝ったも同然です(笑)時間をかけて出来るだけ自然に巻き込んで行きましょう。配偶者をビジネスパートナーにして、不動産投資で成功して下さいね!

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