ゆうちょ銀行で法人口座を開設しましょう!

受付嬢

法人を設立したら銀行口座を開設しましょう!オススメはゆうちょ銀行の法人口座です。ゆうちょ銀行を利用するメリット・デメリットと、必要となる資料についてご説明したいと思います。

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Contents

ゆうちょ銀行の法人口座のメリット

ゆうちょ銀行の法人口座には様々なメリットがあります。

口座維持手数料が無料

なんといっても法人口座の維持手数料が無料なのがメリットです!メガバンクであれば月額2,160円の口座維持手数料がかかります。

ATM引き出し手数料が無料

ゆうちょ銀行ATMを利用すれば、ATM引き出し手数料が無料です。しかも、曜日・時間帯に関わらず無料です。これは大きなメリットですね!

ゆうちょ銀行同士の振込手数料が無料

私が思う最大のメリットがこちらです。例えば、「ゆうちょ銀行の法人口座」から「ゆうちょ銀行の個人口座」への振込手数料が無料です!このメリットを利用し、毎月の給料の振込や経費精算を無料で行うことができます。

税金が払える

Pay-easy(ペイジー)に対応しているのでネット上で税金の支払いが可能です!また、国税のダイレクト納付にも対応しています。

ゆうちょ銀行の法人口座のデメリット

欠点もありますが、ネット銀行(楽天銀行、住信SBIネット銀行、ジャパンネット銀行)の法人口座と併用することでカバーすることができます。

預入限度額がある

ゆうちょ銀行には1,300万円という預入限度額があります。超過分は振替口座扱いになってしまい利子もつきません。法人を設立した当初は特に困らないと思いますが、事業規模が大きくなってくると、別途ネット銀行の法人口座も開設した方がベターです。

ネット銀行より他行宛の振込手数料が高い

他行宛の振込手数料がネット銀行よりも高いという欠点があります。例えば、楽天銀行であれば他行宛3万円以上の振込手数料が258円ですが、ゆうちょ銀行で5万円以上の振込をしようとすると432円かかってしまいます。ちなみに、メガバンクは756円です。頻繁に他行宛の振込を行うのであればネット銀行を利用するべきです。

ゆうちょ銀行の法人口座開設で必要な資料

ゆうちょ銀行の法人口座を開設するには以下の資料が必要となります。

(1) 法人の履歴事項全部証明書(原本)※1
(2) ご来店者の公的な本人確認書類(運転免許証・各種保険証等)
(3) ご来店者と法人の関係を証する書類(社員証等)※2
(4) 法人の印鑑証明書(原本)※1
(5) (主要)株主名簿または(主要)出資者名簿
(6) 次の書類のいずれか(設立後6か月以内の法人に限る)

  • 所轄税務署あての法人設立届出書(控)
  • 所轄税務署あての青色申告承認申請書(控)
  • 主たる事務所の建物登記簿謄本(現在事項証明書)(原本)※1
    または主たる事務所の賃貸借契約書(原本)

※1 発行日から6か月以内のものに限ります。
※2 名刺は含まれません。

補足すると、(3)の資料は代表取締役が申請者であれば不要です。なぜなら、(1)の資料に代表取締役の名称が記載されており、法人との関係が証明されるからです。

また、(5)の株主名簿についてはエクセルでサクッと作れば大丈夫です。株主名簿のフォーマットはネットで検索してみて下さい。

まとめ

ゆうちょ銀行の法人口座は本当におすすめです。審査も厳しいと感じませんでした。審査は2週間程度かかるので早めに申請しましょう。

ただし、ゆうちょ銀行は預入限度額や振込手数料の問題があるのでネット銀行の法人口座も一つ作っておいた方が無難です。使い分けとしては、ゆうちょ銀行で給料や経費精算をし、外部への振込はネット銀行を用いるのが良いでしょう。

最近では、freeeやMF(マネーフォワード)の会計ソフトを使うことで、インターネットバンキングの明細を自動で仕訳作成してくれますが、ゆうちょ銀行やネット銀行の口座はどちらも自動仕訳に対応しているので、会計の観点でも有用だと思います。

ネット銀行の法人口座の開設については、こちらの記事を参照ください!

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