映画「ミッション:インポッシブル」シリーズ全5作品をレビューします!もちろんすべて自分で見た上でレビューしました。あなたはどの作品が好きですか?
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ミッション:インポッシブルとは
ミッション:インポッシブルは、アメリカのアクション映画です。テレビシリーズである「スパイ大作戦」を映画化したのが本作になります。シリーズ全作品を通してトム・クルーズが主演を務めており、そのトム・クルーズが監督を選び、かつ監督を毎回変更するという方針を取っているのが特徴です。
ミッション:インポッシブル
あらすじ(Wikipediaより引用)
CIAの特殊作戦部Impossible Mission Forceは暗殺・謀略など特殊工作に従事している。
ジム・フェルプス率いるIMFチームは、CIA工作官のリスト漏洩事件における解明作業のため、プラハで遂行したカウンターインテリジェンス(NOC)作戦中、イーサン・ハントを除くメンバー全員が次々と殺されてしまった。
生き残ったイーサンはCIAのキトリッジと会うが、この作戦はIMF内部にいると見られる密告者を探し出すのが目的だったと聞かされる。生き残ったイーサンに疑いがかかり、その疑惑を晴らすため、フェルプスの妻でもう一人の生き残りであるクレアと共にIMF内部の裏切者を探す。
1996年公開。監督:ブライアン・デ・パルマ。主演:トム・クルーズ。
オススメ度:☆☆☆
レビュー:サスペンス調で、シリーズの中では第1作目の本作だけダークな雰囲気になっています。ストーリーはどんでん返しの連続で楽しめますが、やや複雑な作りとなっており、ストーリーを正確に把握できない人もいるかもしれません。2作目以降と違い、アクションシーンが少なめです。面白いは面白いのですが、3作目以降と比べるとやはり見劣りするように思いますね。古い映画なので仕方ない部分もありますが。
トム・クルーズがとにかく大活躍するというのは、シリーズ通しての共通点です。主人公が活躍するというのは大事な要素ですが、1と2はトム・クルーズだけが活躍する感じで脇役の活躍シーンがほとんどないのが残念なところです。最後の列車のアクションシーンは、トム・クルーズがスタントなしで挑んでいて、見モノです!
ミッション:インポッシブル2(M:I-2)
あらすじ(Wikipediaより引用)
感染すれば20時間で治癒不可能、死亡となるキメラウイルスが、輸送中に元IMFメンバーのショーン・アンブローズに強奪されてしまった。これに対しIMF本部は、イーサン・ハントを中心にチームを組み、ショーンの元へ元恋人のナイアを送り込む。
潜入は成功したかに見えたが、やがて正体がばれた彼らはナイアを人質に捕られ、窮地に追い込まれる。イーサン・ハントはキメラウイルスの治療に欠かせないワクチンと、恋仲になったナイアを巡って宿敵ショーンに挑む。
2000年公開。監督:ジョン・ウー。主演:トム・クルーズ。
オススメ度:☆☆
レビュー:監督の趣味(?)なのか、香港映画のような格闘シーンだらけです。設定はスパイなのに、やってることは香港スター。これは個人的に駄目でしたね。楽しめませんでした。最初のロッククライミングは迫力がありますが、ストーリー上必要あったのか疑問です。おそらくロッククライミングシーンで、身体を鍛えた姿を見せて、後の格闘シーンにつなげたかったのかもしれませんけど。あと、バイクのシーンも長すぎ。。。
ミッション:インポッシブル3(M:I:Ⅲ)
ストーリー(Wikipediaより引用)
米国のスパイ組織IMFのエージェント、イーサン・ハントは、現場を退き教官としての仕事をしながら、本業を秘密にして婚約者のジュリアと幸せな生活を送っていた。そんな彼の元に、かつての教え子である女性エージェント、リンジーが捕らえられたという知らせが届く。迷いながらも救出作戦に参加したイーサンは、仲間達とのチームワークを発揮しリンジー救出を果たす。しかし、ヘリに乗って逃げる途中、リンジーは頭に仕掛けられた爆弾の時限装置発動により死んでしまう。彼女は生前にメッセージを残しており、それによればIMF上官のブラッセルがブラックマーケットの商人であるオーウェン・デイヴィアンと結託して裏切り行為を働いているという。イーサンと彼のチームは真相を究明するためデイヴィアンと対決する。
2006年公開。監督:J・J・エイブラムス。主演:トム・クルーズ。
オススメ度:☆☆☆☆
レビュー:2回見ましたが、2回とも最後までハラハラさせられました。映画の冒頭に、トム・クルーズが敵に捕まっているシーン(未来の場面)があり、その出来事に向けてストーリーが展開します。いつか起こるであろうそのシーンをどうしても意識してしまうので、常にドキドキさせられます。最後の方に出てくる上海の街並も雰囲気があっていいですね。また、この作品から、トム・クルーズの独壇場だけでなく仲間との連携が楽しめるようになっているのも好印象です。
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
ストーリー(Wikipediaより引用)
IMFエージェントのトレヴァー・ハナウェイはブダペスト(ハンガリー)で、「コバルト」というコードネームの人物に渡されるはずの秘密ファイルを奪う任務に就いていた。簡単な任務のはずだったが、同ファイルを狙う別組織が乱入したため追跡・銃撃戦となる。やがて、ハナウェイは女殺し屋のサビーヌ・モローによって殺され、ファイルも横取りされてしまう。
その後、ハナウェイのチームリーダーのジェーン・カーターと、新たに現場エージェントに昇格したベンジー・ダンが、イーサン・ハントと彼と親しい情報屋であるボグダンをモスクワの刑務所から脱出させる。新たなチームリーダーとなったイーサンはIMFの指令によってコバルトの正体を探るため、ダンとカーターを率いてクレムリンに侵入する。
2011年公開。監督:ブラッド・バード。主演:トム・クルーズ。
オススメ度:☆☆☆☆
レビュー:見どころはやはり、世界一の高層ビルであるドバイの「ブルジュ・ハリファ」の壁をトム・クルーズがスタントなしで登るところですね(上記の画像参照)。ミッション・インポッシブルシリーズ全般に言えることですが、世界の様々な場所がシーンとなるので、旅行に行ってる気分にもなれます。この作品では、ドバイ以外にインドのムンバイにも行きますよ。ムンバイの立体駐車場で繰り広げられるシーンも良いアイデアでした。
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
あらすじ(Wikipediaより引用)
IMFのベテランエージェントであるイーサン・ハントは、謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探るため調査を進めていた。そんなある日、イーサンは指令を受けるためにIMFのロンドン支部を訪れるが、そこはすでに「シンジケート」の手に落ちており、イーサンは敵の罠にかかってしまう。拘束されたイーサンは拷問を受けるが、謎の美女イルサによって命を救われる。イルサは自身の目的を告げぬまま、イーサンの脱出を手助けするのだった。一方その頃、CIA長官アラン・ハンリーの進言により、IMFは政府から解体を命じられてしまう。しかも、過去に数々の騒動に関わっていたイーサンは、CIAによる国際手配を受けてしまうのだった。
2015年公開。監督:クリストファー・マッカリー。主演:トム・クルーズ。
オススメ度:☆☆☆☆☆
レビュー:トム・クルーズが飛行機の側面にしがみついたまま離陸し飛行するという、超絶危険なスタントをしています。映画のプロモーションビデオでこのシーンがよく流れていましたが、映画の冒頭のシーンだったのは意外でした。
また、オペラへの潜入シーンが幻想的です。華美な装飾で彩られたステージとオペラの音楽の中で、トム・クルーズがアクションを繰り広げます。ここだけでも見る価値があります。
他にも、トム・クルーズが水中に潜るシーンも迫力があって良いですね。このスタントのためにトム・クルーズは2ヶ月のトレーニングが必要だったといいます。
そして、上記は上記でいいのですが、何といっても3から出ているベンジーが大活躍するのが最高です!ベンジーのおかげでオススメ度は満点にしました。ベンジーは本当に良いキャラで、シリアスな中にシュールな笑いを入れて、作品の幅を大きく広げてくれます。
総評及びランキング
あくまで私の意見ですが、ランキングをつけるとすると、5>3>4>1>2の順ですね。ベンジーが大活躍した5が個人的に一番好きですが、3以降はどれも文句なく面白いと思います。
シリーズの前後でつながりはほとんどないので、好きな順番で見ても十分楽しめると思います!