コスパだけじゃなくタイムパフォーマンスを意識した人生を!!

引き抜き合戦コスパだけを気にしていると、もっと大きなものを失う可能性があります。それは「時間」です。タイムパフォーマンスを意識すれば人生のパフォーマンスも大きく変わります!!

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Contents

コストパフォーマンスとタイムパフォーマンス

コストパフォーマンスという言葉を皆さんご存知だと思います。略して「コスパ」です。日本語にすると費用対効果のことですね。

例えば、同じ銘柄のグラスワインを1,000円で飲めるレストランと2,000円かかるレストランがあれば、コスパが高いのは前者になります。この「コスパ」を意識して生活している人は多いでしょう。

しかし、タイムパフォーマンスを意識して生活している人は少ないように感じます。敢えて略すなら「タイパ」でしょうか。日本語にすると時間対効果ですね。

例えば、別のスーパーの方が野菜が10円安いからと、15分歩いて遠くのスーパーまで行く行為はコスパが高いもののタイパが低いと考えられます。

時給で考えるとわかりやすいかもしれません。時給800円のパートさんの場合、15分という時間は200円の価値があります。しかし、15分遠いスーパーまで歩いて得られる価値は10円だけです。200円>10円なので、近くのスーパーで10円高い野菜を買う方が正解です。これは極端な例ですが、コスパだけを追求すると誤った行動をとってしまうことになるのでタイパも意識する必要があります。

こういうことを書くと、「俺は時間があり余っている。だから、コスパだけ考えればいい。」と言う人もいるかもしれませんが、これは違います。時間は有限です。寿命という時間の制限が誰にでもあるのです。

それに本当に時間があり余っているのなら、1時間余計に働いた方が儲かりますし、遠くのスーパーに行かずに余った時間で家でゴロゴロしていてもいいわけです。ゴロゴロできるのも立派なパフォーマンス(効果)です。

タイパも意識して行動を変えていくと、生活が変わります。その結果余った時間で何か新しく楽しいことをしたくなるかもしれません。新しいことをやる時間と心の余裕が生まれますからね。

コスパは良いが、タイパが悪い例

上記の野菜の例とは別に、コスパは良いけれどタイパが悪い例をいくつか考えてみます。

無料コンテンツ・定額制コンテンツ

無料コンテンツの時代です。例えば、無料ニュースアプリ、無料ゲームアプリ、無料マンガアプリ、アプリだけでなくR25みたいな無料の雑誌もありますね。ネットサーフィンなんかも、このジャンルに入るかもしれません。とにかく無料のコンテンツが溢れる世の中になりました。

無料なので、もちろんコスパは高いです。元が無料なので無限大とも言えます。しかし、気をつけたいのは、無料だからと大して読みたくもないマンガを読む、無料だからと何となくゲームをしてしまっている、といった状況になっていませんか?

もし同じコンテンツが有料だったらどうするか考えてみて下さい。本当に読みたいマンガであれば有料でも買って読みますよね?有料でも読みたいと思えるマンガが無料で読めるならもちろんOKですが、そうじゃなければ時間の浪費かもしれません。つまり、タイパが悪い可能性があります。

また、定額制のコンテンツも増えてきました。定額での本や雑誌の読み放題、定額での映画・ドラマなどの見放題などです。これも本当に読みたい・観たいものが対象であればいいのですが、定額なので「よりたくさん利用しないともったいない」と感じて大して観たくもない映画を観ている場合タイパが悪いです。

私もhuluという映画・ドラマなどの見放題の動画サービスを利用していますが、海外ドラマを観るときは結構な時間泥棒になっています(笑)

例えば、有名な「24-TWENTY FOUR-」という海外ドラマがありますが、シーズン8まで観ると約144時間かかってしまいます。これも定額(huluだと月約1,000円)で観れるのでコスパは確実に高いのですが、タイパではどうなんでしょう?24は本当に面白いので私の中ではタイパは決して悪くないのですが(笑)、人によっては24もタイパが悪いと感じるかもしれません。

ちなみに、24のレビュー記事も買いてますので、ご興味あれば是非。

「24 -TWENTY FOUR- 」の紹介とおすすめシーズンランキング

高級レストランのランチとディナー

もう一つ具体例を見てみます。

高級レストランに行くと、ランチとディナーでほぼ同じ内容のコースなのにランチの方が圧倒的に値段が安い場合があります。この場合、コスパとタイパはどっちが有利だと思いますか?

コスパが良いのはもちろんランチです。パフォーマンス(食材)が一緒なら値段が安い方がコスパが高いのは当たり前です。

タイパはどうでしょう?ランチもディナーもタイパは変わらない気もしますが、実はお酒を飲む場合には大きく差が出てきます。例えばランチが14時に終わった場合、その日はまだあと10時間もあるわけですが、ランチで何杯もお酒を飲んでしまっていると、残りの10時間は確実にだらだら過ごすことになります(笑)

つまり、ランチとディナーで同じパフォーマンス(食材)だったとしても消費する時間は大きく違うことがあり得ます。ディナーでお酒を飲んでも帰って寝るだけですから、ディナー後の遊休時間はほとんどありませんしね。

ただし、夜に特に用事がない場合などはランチでもディナーでもタイパに大差はないので、コスパでランチを選ぶのももちろんアリです。要は、タイパも一応検討してね、というだけです。

深夜残業かつ土日出勤もある年収1000万円と定時帰りの年収500万円

最後にもう一つ。

上記の2つの職業を選べる場合、あなたはどちらを望みますか?

もちろん「やりがい」など、これだけでは判断できない要素もありますが、他の諸条件が同じならば私は定時帰りの年収500万円を選びます。これも絶対的な正解はないですが、安易に前者を選ばないようにしましょう。

まとめ

このように、コスパが高いもののタイパが悪い場合があります。時間を有効活用できているか考えてみることをおすすめします。一度自分の生活スタイルを見直してみましょう。

お金も有限ですが、人間の一生はとても短く、お金と違って時間は増やしようがありません。タイパを高めることで、人生が豊かになっていきます。節制・節約も大事ですが、それだけの人生にならないよう注意したいですね!

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