記念硬貨(記念貨幣)で手堅くコイン投資をやってみましょう!

記念硬貨

手堅い投資の一つとして、記念硬貨でコイン投資をすることが挙げられます。元本保証があるだけでなく、例えば金(ゴールド)で作られたコインであれば、金としての素材の価値が額面以上の価値をつける場合もありますよ〜。

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Contents

記念硬貨とは

記念硬貨とは、国家的な出来事があった際に記念に発行される硬貨のことです。記念通貨と呼ばれることもあります。世界各国で発行されており、有名なものとしてはサッカーのワールドカップ開催記念として発行されているコインもあります。

ワールドカップ記念硬貨

↑ FIFAワールドカップ2014ブラジル大会のときの記念硬貨です。

また、記念硬貨と記念紙幣を合わせて記念貨幣と呼びますが、日本ではこれまで記念紙幣を発行した歴史がありません。日本では硬貨のみですね。

日本でこれまで発行された記念貨幣と、これから発行される記念貨幣を確認したい場合は、独立行政法人造幣局記念貨幣一覧をご覧になって下さい。素材や発行枚数もわかるので参考になると思います。

記念硬貨でコイン投資を行うメリット

これから記念硬貨でコイン投資をするメリットについて説明します。

元本保証

記念硬貨には額面金額があるため、最低でもその額面の価値があります(元本保証)。例えば額面10万円の硬貨をお店で使えば、当然10万円分の商品が購入できます(お店によっては断られるかもしれませんが、法律上は普通のお金と同じように使えることになっています)。つまり、記念硬貨はリスクなしで投資ができるのです!

素材としての価値がある

例えば、金(ゴールド)で作られた硬貨であれば、元々の硬貨の額面金額金の市場価格の高い方の価格で売却することができます。もし日本が財政破綻し円が無価値になったとしても、金としての価値が保持されるわけです。

例えば、トップ画像の2枚の金貨は私が以前保有していたものです。「天皇陛下御即位記念硬貨 平成2年 10万円金貨」と「御成婚記念 平成5年 5万円金貨」の2枚の額面合計は15万円ですが、ヤフオクで1.5倍の金額で売却できました!

コレクションとしての価値がある

世の中には記念貨幣コレクターがいますので、発行枚数が少ない記念貨幣であればプレミアがつく可能性があります。発行枚数には注意が必要ですね。

ただ、日本初の記念貨幣となった東京オリンピック(1964年)の記念硬貨である1,000円銀貨は、発行枚数自体は多かったものの現在約2倍の価格で取引されています(一時期は25倍程度まで上がったこともあるようです)。オリンピックという記念すべき行事であったこと、日本初の記念硬貨だったことなどが影響しているようです。

他の投資との連動性が低い

仮に株が大暴落したとしても、記念硬貨自体の価値にはさほど影響がありません。他の投資との連動性が低いのはメリットの一つですね。

記念硬貨でコイン投資を行うデメリット

デメリットもあります。

配当等のインカムゲインがない

株式投資などと違い配当がありません。したがって、記念硬貨を売却しない限り利益を得ることができません。

思い入れを持ちやすい

実際はヤフオクや換金ショップなどでいつでも売却できるのですが、記念硬貨に愛着がわいてしまい、売るに売れなくなる危険性があります(笑)また、◯◯記念などと書いてあるので、お金儲けの道具にしていいのかという感覚になる人もいるかもしれませんね。

贋作リスク

偽物をつかまないよう気をつけましょう!信頼できるところから買って下さいね。

まとめ

記念硬貨で行うコイン投資は手堅い投資です。特に素材が金(ゴールド)のものを買っておくことをおすすめします。うまくいけば金の市場価値が上がる可能性がありますし、最悪の場合でも元本保証があります。

なお、既に流通している記念硬貨を高値で買うのは避けた方が良いです。額面で買うからこその元本保証ですしね。ただし、金がよほど値上がりすると見込むなら買うのもアリです。また、コレクションとして買うなら高くてもしょうがないですね(笑)

今後は2020年東京オリンピックでも記念硬貨が発行される可能性があります。注目です!!

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